10月21日からですよ
11月8日は立冬。
10月21日からは土用の時期に入ります。
土用というと「土用の丑」が有名ですが、土用は年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間をいいます。
春→土用→夏→土用→秋→土用→冬→土用→春という流れですね。
土用は次の季節に向けて身体を準備する期間で、いわば身体の衣替えの時期です。
ここで大きな役割を果たす内臓が、「脾・胃」です。
脾・胃というと分かりづらいかもしれませんので、ひとまず胃と思ってください。
身体を冬仕様にするために、胃(脾)が身体を整えていくわけですが、食べ物を消化・吸収する仕事も併せて行っています。
そのため、消化・吸収に必要以上に労力を費やすと、次の季節に向けて身体を準備することに手が回らなくなってしまい、冬をいい状態で迎えることができなくなってしまいます。
冬になると
・ぜんそくがひどくなる
・かゆみが強くなる
・手足の冷えが強い
など不調に悩まされる方は、冬を迎える前の土用の時期の過ごし方に気を付けてみてください。
土用の過ごし方のポイントは、食事の量と質です。
健康のために腹八分目といいますが、この時期はもっと減らしてもいいでしょう。
さらに
・脂っこいもの
・味が濃いもの
・甘いもの
などは負担をかけやすいので、控えた方がいいですね。
どうしても甘いものが止められない…
という方は、3時のおやつに食べるのではなく食後のデザートに食べてください。
3時のおやつは、ミックスナッツ(無塩)がおすすめです。
また、パソコンや事務作業で座っていることが多い方は、1時間に1回は席を立って少し歩くなどもしてみるといいと思います。
・肌が黄色っぽい
・むくみがある
・唇が荒れる
・あごにニキビや吹き出物ができる
といった方は、胃に負担をかけている可能性があります。
冬に体調を崩さないよう、ぜひ実践してみてください。