運動はしてもいいの?
「運動はしてもいいですか?」
と質問されることがあります。
身体を動かすことは大切です。
ぼくはランチ後の散歩をおススメしています。
外を歩くと、見えるもの、音、におい、肌に触れる風や温度など、
五感を刺激してくれるので、ただ身体を動かす以上の効果が期待
できます。
気分もスッキリします。
他にも、階段を使う、デスクワークの合間に立ち上がって少し歩く、
ストレッチなど日常の中に取り入れると、心身の疲れを過度にため
込まないで済みます。
年配の方で歩くのが難しい方は、イスに座ったままでも足を上げたり
指先をグーパーしたりすることはできますね。
ただし、激しい運動や筋トレは要注意!
これらは筋肉に負荷をかけます。
身体の土台がしっかりしていて、筋肉に負荷をかけても大丈夫な方は
いいですが、そうでないと筋肉を傷めることにもつながります。
では、土台がしっかりしているとは?
東洋医学では、筋肉と関係する内臓は「肝」です。
肝がしっかりと働いていれば、筋肉に負荷をかけても修復することが
できます。
肝が元気でないと、睡眠障害、眼精疲労、生理時の不調、足がつる、
イライラなどの不調が出やすいです。
こんな症状がある方は、筋トレよりもまずは肝をしっかりと整えるこ
とが先決です。
肝を整えるには、なんといっても早めの就寝!
あとは、スマホの視聴を減らし目を休める、アルコールを控えること
も大切です。
こういった生活習慣に加え、鍼灸で身体を整えるとより良い状態が
持続できますよ(^^)