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副腎疲労を東洋医学で考える

副腎疲労を東洋医学で考える

副腎疲労とは副腎の働きが低下した結果、ひどい疲労感をはじめ様々な症状を呈するものです。

副腎は腎臓の上にくっついている臓器で、ホルモンを分泌し血圧やミネラルバランスを正常に保つ、炎症を抑えるなどの働きがあります。

 

副腎疲労の症状は

・とにかく疲れやすい

・朝起きれない

・筋肉痛や関節痛

・睡眠障害

・月経前症候群の症状悪化

・免疫力の低下

・集中力の低下

など多岐にわたります。

 

また、引き起こす原因として

・ストレス

・寝不足

・喫煙

・偏食

などがあります。

 

では、副腎疲労を東洋医学的に捉えてみます。

東洋医学では副腎も「腎」として考えます。腎は「陰中の陰」と表現されるように五臓の中でも陰の要素が強い臓です。そのため、腎の働きが低下すると、陰の要素が足りなくなります。陽>陰の状態です。

また、「陰主陽従」という言葉があります。まず陰がしっかりしていないと、陽がしっかり機能しないということです。そのため、陰が足りない状態が持続すると陽もしっかり働かなくなってしまいます。

陰も陽も働きが悪くなってしまうので、どちらかが不足している状態よりも身体はしんどいですよね。極度の疲労感が続くのは、身体がこのような状態になっていると考えられます。

 

五臓の関係性に着目すると、腎と肝は相生(そうせい)関係にあります。これは生む、生まれるの関係性で、母子関係とイメージしてください。腎が母で肝が子の関係です。

母である腎の働きが悪くなると、子である肝を養うことができなくなるため、肝の働きも悪くなってしまいます。

肝は、筋肉や子宮、睡眠などとも関係しているため、筋肉痛や生理の問題が起こったり、寝つきが悪くなったりします。

 

副腎疲労の状態が続くと、タバコやコーヒーの摂取量が増えることがあるようです。これらの味は苦味であり、余剰な熱をさばく働きがあります。このことからも身体が陽>陰の状態であることが分かります。

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