〜身体と心にやさしく触れる〜 鍼灸ひののき

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なぜ、お灸をやらないのか

なぜ、お灸をやらないのか

「お灸はやらないんですか?」

 

と、時々たずねられます。

現在のところ、温めることを目的にお灸をすることはないです。

それはなぜか?

 

お灸をすると温かくて、心地いいですよね。

血行がよくなったり、リラックス効果も期待できます。

 

じゃあ、やれよ。となるんですが…

当院が温めることを目的にお灸をやらない理由が2つあります。

 

理由1

「現代の生活は、身体の状態を「陽」に傾けることが多い」

 

・スマホやパソコンの光刺激

・夜更かし

・偏食

・季節に反した室温(夏の冷房や冬の暖房による冷やし過ぎ、暖め過ぎ)

・人間関係などのストレス

などは、身体の状態を陽に偏らせます。

 

この状態のときに、温熱刺激を加えたらどうなるでしょうか?

 

温熱は「陽」に分類されるので、

“陽に傾いた身体にさらに陽を加える”

ことになります。

 

陽>陰の状態ですので、本来なら

“余剰な陽を減らし、足りない陰を増やす”

ことで、バランスを取らないといけません。

しかし、温熱刺激を加えることでアンバランスを助長することになってしまうのです。

 

理由2

「血行はよくなるが、そもそも血が足らないことが多い。」

 

温めると血行はよくなります。

ガラスや鉄など硬いものでも、熱を加えると柔らかくなり液体のように流すことができますね。

温めると、モノは動きやすく(変化させやすく)なります。

ですから血(液)も動きやすい、つまり血行がよくなるんですね。

 

温めて血行がよくなるので、その時はラクになった感じがします。

しかし、流れている血(液)自体が少ない状態だとどうでしょうか?

温熱刺激がなくなれば、また血流は悪くなります(そもそも流れるものが少ないので)。

 

ですから、

“流れをよくする前に、少ない血(液)を増やさないといけない”

んです。

 

じゃあ、血(液)が少ないってどういう事?ってなりますよね。

 

血(液)は液体で水分ですから、陰に分類されます。

先に現代の生活は、身体を陽>陰の状態にしやすいといいました。

これは、陰に分類される血(液)が少ないと捉えることができます(100%そうとは言い切れませんが、ざっくり捉えてください)。

 

以上のことから、お灸をして温熱刺激を加えることは

していないのです。

(あくまで当院の考え方であり、これが全てではありません。)

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