セオリーだけではない
多肉植物が好きで、何株か育てています。
その中に春・秋が成長期で、夏と冬は水を控えめにして育てる、と本に書いてある種類がいます。
教科書通りに、水をあまりあげないように育てていましたが、葉っぱに元気がなく心配でした。
ここ最近、スッキリしない天気が続きよく雨も降っていましたが、この植物をずーっと外に出していたんです。
一応屋根の下ではあったんですが、激しい雨の時にはしっかり濡れていました。
しばらくしてから見てみると、葉っぱが元気でツヤツヤとしており、現在のところ元気な状態をキープしています(^_^)
さて、このことから健康について思うことがありました。
腰痛の時に
・やってはいけないこと
・これをやりなさい
といったセオリーみたいなものがあります。
セオリーを知っておくことは、とても大切です。
が、それだけにとらわれてしまうと、効果がなかなか現れないことがあります。
人の身体は十人十色。
同じ腰痛でも、人によってその状態や経過はさまざまです。
セオリーだけでは対処できないことも実際は出てきます。
腰が痛いからコレ。
と決めつけるのではなく、身体を全体的に捉えてなぜ痛みが出ているのか?
を理解することが大切。
今、症状がなかなか変わらず手詰まりの状態になっているとしたら、少し視点を変えて身体を捉えるのも一案です。
例えば、運動や半身浴は一般的に健康に良いと考えられています。
東洋医学の視点で捉えると、必ずしも運動や半身浴が身体にいいとは言えないのです。
運動は、身体に負荷をかけることで少しずつ筋力や持久力が付いてきます。
しかし、負荷に耐えられない身体の状態だとしたら、ただ身体をいためてしまうだけです。その場合、まず運動に耐えられる身体の土台をつくっていくことが先決ですね。
運動がいいと言われているからやる
のではなく、
今の自分の身体にとって、いいのかどうか?
を知ったうえで取り組むことが大切ですね。
植物を眺めながら、こんなことを考えていました(^^;)